Sweet Home Alabama
メラニーは行く!(2003/米)
監督 アンディ・テナント
キャスト リーズ・ウィザースプーン
ジョッシュ・ルーカス
パトリック・デンプシー
キャンディス・バーゲン

メラニー・カーマイケル(リーズ・ウィザースプーン)はニューヨークで活躍する新進デザイナー。ティファニーを貸し切りにしてプロポーズをしてくれるようなセレブな彼氏もいて、彼女の人生はまさに絶好調!…のはずが、彼女にはすぐに結婚できない理由が…。

子役時代からと俳優歴は長いリーズ・ウィザースプーンだが、「キューティー・ブロンド」でコメディ女優としての新しい才能を発揮して大ブレイク。全身ピンクにまばゆいばかりのブロンドヘアだったエルちゃんとはうって変わって、今回は洗練された都会派ファッションに身を包むニューヨークの新進デザイナー、メラニー・カーマイケルを演じている。
ニューヨークの新進デザイナーという役柄から、メラニーの衣装は都会的でお洒落。ショーのシーンがあったり、バーティードレスやウェディングドレスまで、様々なシーンでのメラニーの衣装は要チェック。
自分の過去や素性隠しに必死になっているメラニーを見ていたら、高校を出て東京に出た途端、「中学時代の友達は1人残らず忘れた」と言っていた中学時代の同級生を思い出した。過去の精算のために7年ぶりに故郷に戻ったメラニーが少しづつ過去の自分を受け入れ、本当に大切なのは何かに気付いて行く様子は、見ていて自分にも思い当たるような切なさを感じる。監督は、私も大好きな「エバー・アフター」を手掛けたアンディ・テナント。

おすすめ度/★★★☆☆