Blow(2001/米)
監督 テッド・デミ
キャスト ジョニー・デップ
ペネロペ・クルス
フランカ・ポテンテ
レイ・リオッタ

「麻薬王ジョージ」と呼ばれた実在の人物「ジョージ・ユング」の半生を、ジョニー・デップが演じるドキュメンタリー映画。

WOWOWでジョニー・デップ特集をやっていたので鑑賞。インテリ警部役だった「フロム・ヘル」の後に見たので、「麻薬王」という正反対の役柄にいまいち入り込んで行けなかった。
また、この「ジョージ・ユング」は実在の人物で全米にマリファナ、コカインを広めた伝説的麻薬王であるという点で、ジョージの身に降り掛かる災難にも同情できない。父親に愛されながらもマリファナの密輸を始め、ここからどんどん転落していくジョージの人生。汚れたお金で大金持ちになって、逮捕されてちょっと反省して、でも豪華な暮らしを捨てられなくてまたブローカーに戻る。こういう人生もあるんだな、という見方もあるけど、最初から最後まで、「自業自得じゃん」としか思えなかった映画であった。

おすすめ度/★☆☆☆☆