Master and Commander
The far side of the world
マスター アンド コマンダー
(2004/米)
監督 ピーター・ウィ−ア−
キャスト ラッセル・クロウ
ポール・ベタニー
ジェームス・ダーシー
マックス・パーキス

1805年ー伝説的名艦長ジャック・オーブリー率いるイギリス軍のサプライズ号は、フランス軍の軍艦船アンシェロン号を追跡していた。ヨーロッパ征服を狙うナポレオンの前に多くの命が犠牲になり、イギリス軍はその兵力を補うため幼い少年までをも戦場に狩り出さざるをえなかった。弱冠12才の幼き兵士達は、ただジャックを信じて闘い続ける。

ラッセル・クロウの最新作。人気作家パトリック・オブライアン原作の「オーブリー&マチュリアン」シリーズを、「今を生きる」「グリーンカード」「トゥルーマンショー」などを手掛けた監督ピーター・ウィ−ア−が映画化。本作は、シリーズ10巻目の「The far side of the world」。

日本公開前に、コンチネンタル航空の飛行機の中の小さな液晶画面で見た。そのせいか、迫力は全然なくていまいち盛り上がりにかける感があるが、戦闘シーンや嵐のシーンなどは大画面で見たら迫力があるかも。マチュリアン医師を演じていたポール・ベタニーは、「ビューティフルマインド」でラッセル・クロウの見る幻の友人を演じていて、今作でもラッセル・クロウとは息のあった演技を見せている。ロード・オブ・ザ・リングでピピンを演じていたビリー・ボイドも出演している。

ストーリーはまあまあ面白かったけど、とにかく小さな画面で見たせいで面白さは半減だった。新作を日本で公開される前に、しかもタダで見られた!と得した気分になったけど、やはりこういう映画は大画面で見るべきだ。

おすすめ度/★★★☆☆