BOWLING FOR COLUMBINE
(2002/カナダ)
監督 マイケル・ムーア
キャスト
(というか登場人物)
チャールトン・ヘストン
マリリン・マンソン
マット・ストーン
ジョージ・W・ブッシュ  他

「カンヌ映画祭55周年記念特別賞」「アカデミー長編ドキュメンタリー部門賞」などを受賞し、アカデミー賞の授賞式では、ブッシュ大統領を名指しで批判するなど、物議をかもしたドキュメンタリー映画。
コロンバイン高校の銃乱射事件を軸に、関係人物などにアポなし取材を試みて銃社会アメリカの根底を探って行く。監督のマイケル・ムーアという人は、この重いテーマを独特のユーモアを交えて見るものをひきつける。「笑えるドキュメンタリー映画」と言う人もいるが、私は笑えなかった。今まで「銃社会」は他国の話でコロンバイン高校の銃乱射事件も対岸の火事だったが、そんな私の意識を大きく揺さぶられた映画だった。

おすすめ度/★★★★★