WIND TALKERS
ウィンド・トーカーズ(2001/米)
監督 ジョン・ウ−
キャスト ニコラス・ケイジ
アダム・ビーチ
クリスチャン・スレーター

1942年、ガダルカナル島での日本軍との戦いで1人生き残ったエンダース(ニコラス・ケイジ)。心身共に深い傷を負いながらも、仲間の死に責任を感じる彼は傷も癒えない内に復隊を志願、前線でのナバホ族のコードトーカー(暗号通信兵)の護衛を任される。
その任務は、単にコードトーカーを守るだけではなく、敵群にコードトーカーが生きて渡るような事態になったら彼を殺さなければならないという極秘の指令も含まれていた。

ジョン・ウ−とニコラス・ケイジのコンビには少々飽きていたし、基本的に戦争映画はあまり好きではないので、あまり見る気もなく仕方なく(?)見た。過去にメグ・ライアンとデンゼル・ワシントンの「戦火の勇気」を見に行って、どっぷり落ち込んで帰って来た経験から、戦争映画は全くと言っていいほど見なくなった。この映画は「戦火の勇気」ほど重さは感じなかったけれど、相手が日本兵なだけに爆撃や殺し合いのシーンはやっぱり憂鬱。(過去の事実から目をそらしたらいけないとは思うけど…)加えて、この映画でどうしてもツッコミを入れたいのが、ニコラス・ケイジが日本語を喋るシーン。あまりに下手過ぎて笑ってしまう。日本人親子に話しかけるシーンは本来ならジーンと来るいい場面なんだろうけど、ニコラス・ケイジの変な日本語で台なし(^_^;)エンダースが本当はいい人であるということを描きたいなら英語でもいいじゃん、と思ってしまった。言葉は通じなくても心で通じ合える、と言う方が説得力あると思うけど…。それにしても、ナバホ族のコードトーカー、ヤージー(アダム・ビーチ)の笑顔は爽やかだった(^_^)
はっきり言って好きな映画じゃないけど、ヤージーの爽やかさに★2つです。

おすすめ度/★★☆☆☆