ベルンの奇蹟

文責: tam 05/06/15 17:48 | カテゴリ: CINEMA | 編集する
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奥さんも絶賛のフォーガットン」 と、どちらを観るか迷った末、来週で静岡では公開終了となってしまう「ベルンの奇蹟」を観てきました。

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1954年夏。西ドイツの炭鉱の町エッセン。母のクリスタは居酒屋を営んできた。11歳のマチアスの興味はサッカーだけ。そんなとき、父リヒャルトがソ連から送還されてきた。

父にとって、サッカーは無意味なものだ、スイスのベルンで開催されるワールド・カップなどなおさらだ。しかし、息子はドイツ代表チームのメンバーに選ばれた彼の憧れの人とともにそこに行くことを切望している。その情熱とファイティング・スピリットで、マチアスは父の心のなかに人生への愛情を再びかきたてる。


長年の捕虜生活から帰還した父の傷ついた心とサッカー好きの息子の無垢な心が織りなすはらほろひれはれ。
おそらく来年のワールドカップをにらんで作られたのでしょう、ドイツ人にとって、ベルリンの壁崩壊に匹敵するほどの感動的史実、54年スイスワールドカップ優勝の物語です。
見どころはやはりクライマックスのサッカーの試合のシーン。
決勝戦の展開がどこまでリアルなのかはわかりませんが、なかなか感動的な流れの試合で思わずドイツ万歳とか叫んでしまいそうな、ま、いわゆるサッカー版ロッキーみたいな、でもなかなかマトモなサッカー映画が無いなかではダントツ良かったです。

   

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