虹の女神 その他

文責: tam 06/11/07 21:40 | カテゴリ: CINEMA, 上野樹里 | 編集する
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またまた邦画のはしご。
この数年、劇場には邦画ばかり観に行ってる。実際良い作品が多いし。
あと、洋画はスカパーで見かける事が多いからってのも理由かな。

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1作目、 『虹の女神』
超売れっ子、 でも話題沸騰(?)の上野樹里主演。
ちょっとボーイッシュかつ普通な感じの女子を見事に演じております。
妹役の蒼井優も良かった。この二人はワタクシ的に若手実力派女優 No1 & 2。
でも個人的にもっと良かったのが主演男優の市原隼人。
いかにも今どきの、頭の悪そうなでも人の良さげな青年を好演。
最近の邦画が面白いのは、こうした良い俳優が増えてきてることも大きな要因だと思う。
いかにも岩井俊二っぽい映像が苦にならなければ、この映画はまずまずオススメ。
ちなみに上野樹里といえば現在公開中のはずの『幸福(しあわせ)のスイッチ』
が面白そうで気になっているのだが、近所の劇場で公開の予定が無さげ。なんとかしてほしいぞ。

で、もう一本見たのだが、・・・何を見たのか書きたくない(笑)

 ちょっと頭をかかえてしまうくらい観てて恥ずかしかったというか、くすぐったいというか…
 
思い起こせば30年ほど前、妹が毎月買ってた漫画「りぼん」が結構好きで、田渕由美子とか太刀掛秀子とか陸奥A子とかいわゆるオトメチック系漫画をよく読んでました。
妹は妹でワタクシが買ってきたチャンピオンとかジャンプを笑い転げて読んでたな。
で、おとめチック系ですが、いま読むとそりゃもうハズカシーわけです。
なにしろ30年前ですから。
ただ、登場人物のファッションやら小物、ロケーションなんかがすごくハイセンス〜な感じで
子供心にオシャレだな、と。大きくなったらああいうライフスタイル、良いなと憧れたものです。

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結局そういったオシャレな青春時代はいつの間にかスルーしてオヤジになってしまった今日この頃ですが、今日久しぶりにおとめチックな雰囲気を堪能してハズカシー気分にさせてくれた映画が、
『ただ、君を愛してる』
一見野暮ったくてメガネブスの主人公の女の子が実はカワイイと。
相手のオトコは背が高くて二枚目だけどシャイで優柔不断。
ライバルはファッショナブルでグラマーな美人。仲間達は皆美男美女かつ良い奴等。
その他ロケーションからいろんな細部に至るまで30年前のおとめチック系なオシャレーな感じ。
バブルの頃のトレンディドラマと言ってもいいか。
クライマックスは少し雰囲気が変わったけど、クレジットに「恋愛写真」の文字があったので結末も大体予想がついちゃったしな。

とにかく日常を美化し過ぎた映像が私には耐えられなかったっす。30年前なら感動したかも。

   

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