はしごはつづく

文責: tamtam 04/06/16 21:10 | カテゴリ: CINEMA | 編集する
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またまた映画のはしご。映画代だけで小遣いを使い果たしそうな勢いです。

一本目「デイ・アフター・トゥモロー
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事前情報及び勝手な予想

1.特撮がスゴイ。
2.スケールのでっかい、パニック映画。
3.異常気象がテーマ、メッセージ性も有るんだな、きっと。
4.ちらっとラブストーリーなんかもちりばめ、
5.家族愛でウルッとさせたりなんかもするのかな。


観た感想

1.特撮がスゴイ。
2.典型的ハリウッドパニック映画。
3.アメリカ人に判りやすいメッセージ。
4.ちらっとラブストーリーなんかもちりばめ、
5.親子の絆でウルッと・・・。


・・・・そのまんま。さすがローランド・エメリッヒ。

地球温暖化の問題を、3日で氷河期!にしちゃうところがハリウッドらしいと言えばらしい。そこまでやらないとアメリカ人には危機感が伝わらないということか。

見どころ。
1.東京の街が既にブレードランナー化していて笑えた。
2.ファン・ニステルローイが1点入れた。


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二本目「 深呼吸の必要
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これは良かった。

あまり話題になってないみたいだけど、ワタクシ的には名作です。キッパリ。
最近邦画ばかりで飽きてきたところだったのだけど、こういう作品に出会えるとメジャーな名作大作では味わえないシアワセ感に浸れます。
なにが良いって沖縄の離島の風情、これに尽きます。淡々としたストーリーだけれどもドラマチック。
サトウキビ刈りのバイトに集まって来た若者たちが35日間で広い畑のきびを刈り取る、ただそれだけ。
いかにも今時の若者って感じの6人、初対面の時のシラジラした気まずい雰囲気が、刈り取りが進むにつれだんだん打ち解けていく訳です。しかし各個人については決して深く掘り下げられない、その辺の表現がすごくいい感じ。
あと農家のオジイとオバアが良いです。居るだけでホッとするようないい人たちです。

そういえば高知にもイグサ刈りのバイトってのがあったなぁ、結局やる機会は無かったけど。噂では、それはもうハードだそうで、ギターを買う金を稼ぎにチャレンジした人が、脱落して逃げ帰って来たとか伝説がいろいろありました。
きび刈りってのはもっとハードなんだろうな。
でも、あーいった農作業とか肉体労働に憧れる部分も確かにあります。

とにかく。今年観た映画の中ではベストかも。劇場で見るべし。
問題は、上映劇場が少なすぎ。地元のシネコンでは一日に夕方の一回のみ上映。
知られざる名作になってしまってはあまりにも悲しい。

   

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