2003年10月の日記

icon1.gif icon2.gif icon1.gif わたし的スポーツマンの定義 icon1.gif icon2.gif icon1.gif
 
 

■ 2003年 10月 27日 [月曜日] ■

何度も書いているが、うちの息子達は運動が苦手だ。
長男は足が遅いし機敏な動きもできなくて、運動そのものがあまり好きではない。次男はやる気になればなんでもそこそこできるのだけど、あまりやる気にならないらしい…。
サッカーの監督に、「お母さんはスポーツマンなのに、子供はあんまり運動が得意そうじゃないですねぇ。」と言われた。
ちょっと待った!
どうして私を見てスポーツマンだと思うのだろう?
監督とはサッカーの送り迎えで顔を合わせる程度。
ママさんバレーをやっているからスポーツマンなのか、それとも見た目だけでスポーツできそう、と思ったのか…。
そもそも、スポーツマンってどんな人の事を言うのだろう?
運動神経がいい人の事を言うのか、運動神経が悪くてもスポーツ好きな人の事を言うのか…。
運動神経がいい人の事を指す言葉だとしたら、私はスポーツマンではないと思う。

小学校低学年の頃、運動がめちゃめちゃ苦手で体育の時間が大嫌いだった。それと言うのも、当時の担任の男の先生が、体育の時間にクラス一足の速かった男の子と、クラス一足の遅かった私をみんなの前で競争させたせいだ。
1週200メートルのトラックを先にスタートした私が半周走った頃、足の速い男の子をスタートさせる。100メートル差がついているのに、あっという間に抜かされた。クラス中のみんなに笑われた。先生も笑っていた。私は泣いた。
泣いた私を見て、「なんで泣いてるんだ?」と先生がまた笑った。今でも鮮明に覚えている、嫌な思い出…。

それから私は、「運動は苦手。運動は嫌い。」と自分で思い込んだ。ドッジボールは強かったし鉄棒も大得意だった。休み時間に教室でお絵書きする女の子とは気が合わなくて、いつも男の子とサッカーをやった。それでも、体育の時間の屈辱のせいで、運動は苦手だと言う思いがいつも心の中にあった。
そんなある日、例の担任の先生に「バレーボールをやってみないか?」と言われた。現在身長165.5センチの私は、幼稚園の頃から頭一つ周りの子よりも大きかった。その身長を活かして、バレーボールをやってみたらどうか?と言うのだ。言う間でもなく、その先生の事は大嫌いだった。でも、ドッジボールやサッカーやキャッチボールなどの球技は割と得意だったので、好奇心でクラブチームの練習をのぞいてみる事にしたのだ。
初めて触るバレーの真っ白いボール。初めて見るネット。
運動は大嫌いのはずなのに、なんだかわくわくした事を今も覚えている。監督は私の嫌いなその担任。それでも私はバレーをやりたいと思い、入部したのだ。

練習は毎日放課後。5時間めの授業が終わるのが待ち遠しかった。
バレーが楽しくて楽しくて、大嫌いな走り込みも全然苦にならなかった。そしてある時、監督が私に言った。
「運動神経なんか関係ないんだ。上手くなりたい、負けたくないという気持を持ったやつが一番強いんだよ。」
とにかくバレーがうまくなりたかった。テレビで全日本女子の試合を見て、いつか自分もあそこでプレイできたらいいな、と夢見ていた。バレーを始めて半年で、私は「クラス一の鈍足」ではなくなっていた。

その後6年生までバレーを続けた。
あの体育の時間の事は今でも思い出すと嫌な気持になるし、今でもあの先生の笑い顔を思い出すと腹が立つ。でもあの先生が私をバレーに誘ってくれなかったら、私の人生そのものが今とは大きく違っていたかもしれない。だって、バレーに出会ったお陰で私はスポーツする事の楽しさを知って、中学高校の6年間をソフトボールに明け暮れ、そして今ママさんバレーをやっているのだから。高校時代は体育の成績が良く、一時は体育大に進学する事も考えた。

わたし的結論ー「スポーツマンとは、スポーツをこよなく愛する人の事である。」
スポーツが好きだからって運動神経がいいとは限らないけれど、運動神経が鈍くたってスポーツは楽しめるし、スポーツを続けているうちに運動神経は養われていくものなのだ。
私は今だに運動神経がいいとは言えないけれど、運動する事は大好き。これからも、スポーツマンシップにのっとって、体力の続く限り思う存分スポーツを楽しんでいこう、と思う運度神経の鈍い私なのであった。
 
 

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icon1.gif icon2.gif icon1.gif スパイキッズ3-D icon1.gif icon2.gif icon1.gif
 
 

■ 2003年 10月 25日 [土曜日] ■

珍しくパパがお休みだったので、珍しく家族4人揃った土曜日。ここんとこ毎週子供はサッカー、私はバレー等々、何かしら予定が入っていて家族がばらばらだったので、せっかくみんなが揃ったお休み、今日はサッカーの練習も空手の練習もさぼって遊びに行くことにした。…と言っても、明日の日曜は次男のサッカーの試合があるので遠出は無理。てなわけで、この間見逃した「スパイキッズ3ーD」を観に、エスパルスドリームプラザに行ってきた。

この間13日の体育の日に観に来た時は、昼前に映画館についたのにも関わらず、昼の部は満席、夕方5時からの部も残席数わずか、という大盛況ぶりだった。
今日は朝一の部を見ようと言うことで、10時前に映画館に到着。この間のお休みと違って今日は晴れているし、映画が始まって日にちも経っているからきっと空いているだろう、と思ったら大間違い。今日もチケットブースと入場口の前には親子連れがわんさか。普通は映画開始時間の10分前から入場なのに、スパイキッズだけ30分前にもう入場開始のアナウンスが流れ、私はまだチケットブースの列に並んでるというのに、入場口に親子連れがなだれ込んでいく。やっとチケットを買い、ご機嫌でホールを走り回っている長男と次男をつかまえて入場口へダッシュ。
「ママ〜、ポップコーンは〜?」と言う息子達の言葉も無視!
取りあえず席を確保しなければ!映画をどの位置で観るかは、私にとっては最も重要な事。もちろん狙うはホールのど真ん中の席。前過ぎても後ろ過ぎてもだめ。でもまあ、今日は子供の映画だし、そこまで気合い入れなくてもいいかぁ〜、というつもりで来たのだけど、「先に走っていい席取って!」と無意識のうちに息子に指示していた私…(^_^;)
結局、私たちが入った時はほとんど満席状態で、一応まん中の列だったけど、一番通路側の席しかあいていなかった。それでも、家族で並んで座れる席を探して右往左往している大人の間をすり抜けて、長男がまん中の列の席をゲットしてくれたのだ。一番前の席でスクリーンを見上げるくらいなら、端の席でもまん中列の方が見やすい。

所で、今回のスパイキッズ3ーDがどうしてこんなに大盛況なのかと言うと、それは多分映画のタイトルにもあるように3D映像が見られるから。ディズニーランドやユニバーサルスタジオなどにあるアトラクションのように、入場前に3Dメガネをもらってそれを着用して鑑賞すると、スクリーンから色々なものが飛び出して見える、というやつだ。我が家はスパイキッズシリーズの1作目も2作目も映画館で観ているけど、どちらもあまり混んではいなかった。今回3Dに惹かれて観に来ているこのたくさんの人たちは、前2作を見ているのかな?とふと疑問に思う私。

スパイキッズの前2作が大好きな息子達は少々興奮気味。館内はほぼ満席状態で、立ち見なしの定数販売制のはずなのに、階段に座っている親子もいた。照明がおち、ブザーが鳴っていよいよ上映開始。新作映画の予告が始まると思いきや、いきなりスパイキッズが始まった。フループ(アラン・カミング)、という1作目からのレギュラーキャラが出てきて、3Dメガネの説明。
「主人公が3Dメガネをかけたら、君たちもかけてね!」
ほんとにテーマパークのアトラクションみたい…。
そして、映画開始から1時間半後に終了。
映画の感想はMovieコーナーに書くとして…。

とにかく疲れた…。
何がって、この3Dメガネ。
映画の3分の2くらいはこの3Dメガネをかけたまま観なくてはならなくて、目がものすごく疲れる。いつもなら映画が終わった直後は興奮して喋りまくる長男が、なんだか無口で目もうつろ。どうやらこの3D映像にすっかり酔って、気持ち悪くなってしまったらしかった。次男だけが「すんげ〜、面白かったぁ〜」とやたらと元気が良かった。パパは最初から「3D映画なんて」と一緒に観る事を拒否し、自分だけ「キルビル」を観た。ずるい!と思ったけど、多分パパがこれ観たら一番最初に酔うと思う(^_^;)

てなわけで、楽しかったんだか何だかよくわからないお出かけだったけど、子供達は「サッカーや空手をさぼって遊びに出かけた」というだけで、どうやら満足そうだった。それって子供の素直な気持。サッカーや空手が好きで好きでたまらない、というわけではないので、習い事に縛られてしまうよりは適当に手を抜いてやらせるくらいがうちの息子達にはちょうどいいのだ。

もう少し大きくなれば親と一緒になんて出かけなくなってしまうだろう。楽しそうにニコニコと笑う息子達を見ていたら、今はサッカーより空手より、色んな所に一緒にお出かけしたいなぁ、と思う私なのでした。
 
 

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icon1.gif icon2.gif icon1.gif 宇宙人Iさん:エピソード2 icon1.gif icon2.gif icon1.gif
 
 

■ 2003年 10月 22日 [水曜日] ■

バレーの大会も終わり仕事も一番の山を越えて、肩に山のように載っかっていた重荷をよいしょとおろした気分。先週くらいまで夜も昼も疲れていて出るのはため息ばかりだったけど、無意識のうちに鼻歌を歌いながら家事をこなせるほどにリラックス気分の私。
私の今のテーマソングはCrystal Kay「I LIKE IT」。超前向きに、元気になれる歌です。この間のバレーの大会のあと、Mちゃん、Oちゃんとカラオケに行って、「忘年会までに新しい歌を覚えよう!」ということになったのだけど、この歌、途中にラップ満載なので歌うのはちと無理があるかも…。

てなことは、おいといて…。
大会も終わって、気持ちもバレーモードから普段モードに切り替わっている私の所に、キャプテンのIさんから電話があった。なんだろう?大会も終わったし、特に思い当たる事はない。ちょうどお風呂に入っていたのでお風呂から出た後かけ直すと、「あっ!もしもし?この間はご苦労さまでしたぁ〜。疲れたでしょ?もぉ〜、私も疲れちゃってさぁ〜…」といきなりハイテンションでしゃべり続けるIさん。
「1試合めがあーたらでさ、2試合めがこーたらだったでしょ?で、3試合目はね△●□?☆◎▼…。」
なに?なに?試合の電話反省会?と戸惑いつつ、なんだか用件もよくわからないので「じゃ、また次の練習で。」と切り上げようとすると、「あ〜、そうそう、今日電話したのはね、助っ人で来てくれたUさんのことなのよ。」とIさんが切り出した。
大会前、人数が揃っているのにIさんが助っ人を頼んだ事でひともめあったので、大会が終わって改めて謝るつもりなのかな?と思い、「もういいじゃん、大会も終わったしさ。」と言うと、「だけどね、しつこく声をかけておかないと1部のチームに取られちゃうでしょ?1部に入られちゃったらうちのチームに助っ人できてもらえなくなっちゃうからさ、だから私もあそこで一生懸命声かけてたのよ。」

・・・・・・・・・・・?
何の事?
Iさんの話がなんだか全然見えなくて、「あそこで声かけたって?なに?何の話?」と聞いてみた。

大会当日、初戦はコーチの采配で助っ人のUさんをはずし、正規のメンバーで試合をした。Iさんはせっかく来てもらったのにベンチに待機のUさんに気を使って話をしていたらしいのだけど、大会が終わってもこのままチームに残ってもらえないか?とUさんに頼み込んでいたらしい。なんだ、そんな事?Uさんは性格もいいしバレーも上手なので、私や他のメンバーだってこのまま入部してくれたらいいな、とは思っているのだ。
「別にいいんじゃないの?私だってUさんが入ってくれたらいいなとは思ってるし。」とIさんに言うと、「そう?○○ちゃん(私の事)も賛成してくれる?」と妙にうれしそうなIさん。
「じゃあ良かった〜。入るのは無理みたいだからね、大会の時だけお手伝いに来てくれればいいから、って言ったのよぉ〜。」
私「・・・・・・・・・・?」(^_^;)
「ほらぁ、大会の前に○○ちゃんはUさんにお手伝い頼むのは嫌だ、って言ってたでしょ?でも来てもらったらいい人だったしさぁ、○○ちゃんもそう思ってくれて良かったわぁ〜。」
私「????????」(-_-;)

だぁかぁらぁ〜!
私は別にUさんが嫌いで助っ人頼むのを嫌がったわけじゃないのよ!今まで一緒に練習してきた同じチームの仲間で大会に出たい!って言っただけなのに。人数足りてるんだから、外部の人の力を借りる事ないじゃん!って言っただけなのに。
私の言ってる事って難しい?意味不明?
いやいや、Iさんの方がよっぽど意味不明っすよ。
私:「そうじゃなくてさ、Uさんはいい人だし入部してくれるんなら大歓迎だよ。でもね、大会の時だけお手伝いしてもらう、って事には反対なの。ずっと一緒に練習してる仲間の中に突然入られたらやりにくいじゃん。」
Iさん:「でも性格いいし、いいじゃない。」
私:「性格の問題じゃないの!コンビネーションの問題でしょ!」
Iさん:「難しいねぇ…。」
難しくない!っつうの!!

またまたどっと疲れてしまった私…。
これはまた、Iさんの新しい作戦なのか?無意識のうちに私の活力を吸い取られているような気がする…(-_-;)
負けるな私!戦え私!
宇宙人Iさんから地球を守る為、今ここに立ち上がった頼りのない私なのであった…。
 
 

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icon1.gif icon2.gif icon1.gif バレーの大会 icon1.gif icon2.gif icon1.gif
 
 

■ 2003年 10月 19日 [日曜日] ■

とうとうこの日がやってきてしまった。今日はバレーの公式大会。去年5部リーグで1勝もできず、今期から6部リーグに降格した我がチーム。今年の春の大会では情けない事に初戦敗退し、今日のこの大会で1勝もできなかったら来期からは7部に降格となってしまう運命。数年前は4部にいて得失点差によっては3部に昇格か、なんてところまで行ったのに、ある時を境にチームは壊滅状態になり、降格の一途を辿る事となったのだ。

バレーに対する気持の温度差からチーム内に不協和音が生じたのは、ちょうど2年くらい前の今頃。勝つ為にもっと厳しい練習をしたいというメンバーと、楽しくバレーをやりたいというメンバーの間に亀裂が生じ、そのもめ事をきっかけに3人いたアタッカーの全員がチームを離れてしまったのだ。
1人は「こんな生温いチームでやっていられない」と退部し、1人は家庭の事情でやむを得ずやめなければならなくなった。そしてもう一人、うちのチームの頼みの綱のエースアタッカーで私の親友のMちゃんは、チームが解散の方向に傾いていた為に1部の強いチームに引き抜かれた。

残ったメンバーで解散か存続か話し合った。アタッカーのいないチーム。9人揃わないチーム。存続する意味があるのか、とみんなで随分悩んだけど、結局みんなバレーが好きで集まっている仲間。「負けてもいいじゃん。楽しくバレーをやろうよ。」ということで、なんとか続けていく事になったのだ。
だけど、楽しいバレーをやりたいメンバーだけが残ったのに、楽しいバレーとはかけ離れた日々だった。
週に1度の練習日には2〜3人しか来ない日もあった。それまでブロック要員でアタックはほとんど打っていなかった私がアタッカーをやる事になったのだけど、なんとかチームを盛り上げたいと気持は焦るばかりで、いくら頑張って練習しても全然うまく打てない。悩んで落ち込んで泣いて、ずっと「悲しくて辛いバレー」だった。

そして今年の春、1部に引き抜かれていたMちゃんが戻って来た。こんなぼろぼろのチームを見ていられなくなって戻って来てくれたのだ。1部でも大活躍だったMちゃんが、6部に降格した人数も揃わないようなチームに戻るのは大変な事だった。1部のチームはもちろんMちゃんを手放したくないし、うちのチームはうちのチームで、こんなチームに戻ってきてもらっていいのか?と随分と悩んだ。でも、Mちゃんが戻って来てくれた事で、チームの中に活気が戻った。さらに、強いチームを監督しているKさんという男性がコーチをしてくれる事になり、うちのチームはやっと暗くて長いトンネルを抜けたのだ。

ずっと、大好きなはずのバレーが辛くて辛くて、試合に行ってもやる前から「今日も負ける」とみんなが思っていたうちのチーム。それが、今日の大会はなんだか負ける気がしなかった。
私なんて、図々しくも「もしかしたら優勝するかも…」とまで思っていた。さすがに優勝はできなかったけれど、結果はなんと3位!初戦も2回戦も2-0でストレート勝ちだった。準決勝で惜しくも破れ、相手のチームは優勝した。技術に大差はなかったように思うのだけど、敗因は「持久力」。思えばここ2年くらい負け続きで1日に3試合もやった事がなかったので、3試合目にはメンバー全員が息切れ状態。
私もアタックの時にジャンプすると膝ががくがくした(^_^;)
そんなんだったから、終わった後ものすごく疲れたけど、気分は爽快だった。2年間負け続きだったから、勝つことがこんなに気持ちいいということすら忘れていた。

ずっと悲しくて辛いバレーだったけど、今日やっと、続けて来た意味があったと実感した。
たかがママさんバレー、されどママさんバレー。
体力が続く限りは、バレーをやっていたい、と改めて思った1日だった。
 
 

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icon1.gif icon2.gif icon1.gif 仕事の他に恐れていた事…。 icon1.gif icon2.gif icon1.gif
 
 

■ 2003年 10月 17日 [金曜日] ■

やっと日記を更新する時間ができた。
毎年10月の第4木曜日にうちの会社の商品の中で一番大きな企画が
スタートする為、この時期はモーレツに忙しい。
昨日がその企画の最終入稿日。
普段、1週間に4〜5本程度の原稿をかかえ、原稿の数が10本になると「なんだか今週は忙しいなぁ」ってな状態なのに、10月の頭から新企画の原稿依頼が次々と入り、なんと昨日の入稿締め日には69本の原稿を入稿した。入稿締め日の前夜は、「あの原稿全部さばけるのかなぁ…」と不安で、夢の中でも仕事したくらい…。
しかし、それとは別に私にはもう1つ不安のタネがあった。

実は、去年と一昨年のこの時期、ちょっとした(?)アクシデントでケガをしている私。
そう、ちょうどこの大仕事の直前のことだ。
一昨年は、会社の階段から落ちた。
うちの会社の階段はとても急な上に人が一人でやっと位の幅しかなく、すれ違う時はお互いが体を斜めにしなければならないくらい狭い。仕事の事で頭が一杯な私は、その階段を3階から2階へぼ〜っと下っていた。階段途中の狭い踊り場にさしかかった時、下から突然大きな男の人がぬ〜っと現れた。足音も立てずに(いやぼーっとしてて気付かなかっただけかも…)突然大男が現れ、驚いた私は彼を避けようとして階段の滑り止めにつまづき、踊り場から階段の一番下までダイブしたのだ(-_-;)
当時はまだコンサバスタイルで出社していて、その日も後ろにスリットの入ったタイトスカートをはいていた。階段の踊り場から一番下までは12〜13段。つまづいて体勢が崩れた瞬間に、「飛べる!」と思ったのが間違いだった。タイトスカートのせいで思ったより足は開かないし、片方の足は滑り止めにひっかかったまま。飛んだはいいけど段の途中に正座するような格好で落ち、そのままヘッドスライディング状態で下まで滑り落ちた。落ちた瞬間、世界がスローモーションだった(^_^;)

右のすねを強打し、「骨折れたかも…」と思ったくらい激痛が走った。体を起こしてすぐに右足のすねを確認すると、なんとコワイくらいに陥没している。医者じゃない私でも「ただの打撲じゃないぞ、こりゃやばいぞ」って思ったくらい。
気がつくと、当の大男はその場から消えていて、多分落ちる時に発したであろう私の叫び声を聞いたらしい受付の女の子が心配そうに横に立っていた。女の子に手を貸してもらって立ち上がると、痛かったけどなんとか歩ける状態。骨は折れていないようだった。「すみません。もう大丈夫です。」と事務所に戻ろうとした時、受付の女の子が「あの、スカート…、破れてますよ」と言った。見ると、後ろのスリットがお尻の方まで裂けている。全然大丈夫じゃないっつうの!仕方がないので着ていたカーディガンを腰に巻き、戻って上司に事情を説明して病院へ。ついでにその後デパートでスカートを買って仕事に戻ったのだ。病院での診断は「打撲」。その時医者が「この陥没は治るのに時間かかるよ〜」と言ってたけど、2年経った今もまだ凹んでいる。

そして去年は、自転車で出勤途中にままちゃりに乗ったおじさんに突っ込まれ(いや、私が突っ込んだのかな?)、自転車もろとも10メートルくらい吹っ飛ばされた。
その時はお尻を強打。あまりの痛さにこらえきれずのたうちまわる私を見て、通りかかった出勤途中らしい男性が「救急車!」と携帯を取り出した。「救急車」という言葉を聞いて驚いた私は、痛みをこらえつつしゃき〜んと立ち上がり、「仕事休めないんで、救急車いいです。」と丁重にお断りして何ごともなかったかのように自転車に乗ってその場を去った。(強打したお尻は感覚がなくなっていた(^_^;))
ままちゃりのおじさんは人の良さそうな人で、「どこか痛くなったら連絡下さい」と名刺を渡してくれた。救急車を呼ぼうとした男性は、「すごい吹っ飛んだけど、大丈夫?」と心配そうな顔で私を見ていた。しばらくの間お尻はひどく腫れ上がって、椅子に座るのもジーンズをはくのも大変だった(^_^;)

2度ある事は3度ある、ってなわけで、今年も何か起こるんじゃないか…と不安だった私。取りあえず、何ごともなく無事に仕事の山を越えてほっと一安心の私なのでした。
 
 

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icon1.gif icon2.gif icon1.gif 久々の休日… icon1.gif icon2.gif icon1.gif
 
 

■ 2003年 10月 13日 [月曜日] ■

今日は体育の日。
先週の土曜から世の中はウキウキの3連休。
うちの子供達は金曜が学校の振替休日で4連休。
で、今日は連休最終日…。

ここんとこ、運動会だサッカーだと週末もなにかしら行事があり、ずいぶんと長い間休日らしい休日を過ごしていない我が家。
今回のこの3連休だって、土曜日はパパが仕事だったし、日曜は長男はサッカーの試合で私は市民総体(市の運動会ね)と家族はバラバラ。最終日の今日、やっと何も予定のない、珍しく家族がそろうお休みとなった。

さて、せっかく何の予定もないお休み。
どうやって過ごそうか、と夕べからみんなでウキウキだったのに、今朝からあいにくの雨…。
仕方がないので、エスパルスドリームプラザに映画でも観に行こう、と言う事になった。

カルメンとジュニの姉弟が活躍する「スパイキッズ」シリーズの第3作目、「スパイキッズ3−D」。子供スパイが活躍する、うちの息子達も大好きな映画だ。
ドリームプラザに11時に着き、すぐに券を購入するためにMOVIXに直行。ところが、雨で行く所がないからかドリームプラザは大混雑で、MOVIXもハリーポッターの先行上映の時みたいな大にぎわい。しかも、12時50分からのスパイキッズはすでに満席で、チケットの販売も終了。次の17時からの回も残席数が54しかなかった。見れば、開始までまだ1時間50分もあると言うのに、入場口の前に親子連れの長蛇の列ができている。
MOVIXは、大抵の話題作は指定席制なのだけど、なぜか子供向け映画は休日も自由席の事が多い。
その長蛇の列を見ただけで、私もパパも子供も、すっかり映画を見る気がなくなってしまった。

映画はまた別の日に出直すとして、せっかく来たからドリームプラザ内をぶらぶらショッピングしよう、と言うことになったのだけど、とにかく本当に大混雑で、買い物をするどころか人を避けるので精一杯な状況。
それでもなんとか、1階の特設フロアでやっていた九州物産展を見て回り、豚の角煮、長崎五島名産の手述べうどん(名前にひかれてつい…)、黒豚のシュウマイとニラまんじゅうなどを買った。角煮は100グラム580円、うどんは300グラム入り3袋で1000円、シュウマイも8個で1200円と、どれも普段なら絶対に買わないようなお値段。
でも、今日は映画を見て外食して帰宅の予定だったから、映画代と外食代に比べれば出費は少ないし、満足に遊べなかったからせめておうちに帰っておいしいものを食べよう、と言う事になったのだ。

結局、ドリームプラザには1時間もいなかった。
帰り道にDVDショップに寄ったり、本屋さんに寄ったりしながら午後の2時半には帰宅。皮肉な事に家に着く頃には雨が上がり、青空になっていた。
たまのお休み!と張り切り過ぎて空回りしちゃったなぁ、と思いつつ、買って来たうどんで遅いお昼にすると、角煮とうどんのおいしさに感動した次男が、
「こ〜んなおいしい物が食べられて、今日はいい日だなぁ〜。」と言った。

こんな次男の一言で、私にとってもいいお休みになった(^_^)
 
 

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icon1.gif icon2.gif icon1.gif お化けとUFO icon1.gif icon2.gif icon1.gif
 
 

■ 2003年 10月 8日 [水曜日] ■

小2の次男の友達M子ちゃんがうちに遊びに来た。M子ちゃんのおうちは大きな一戸建てで、ドーベルマンほか大型犬を3匹も飼っているお金持ち(らしい)。犬好きの次男がいつもM子ちゃんのおうちに遊びに行っていたのだが、昨日は初めてM子ちゃんがうちに遊びに来た。次男からM子ちゃんの話は毎日聞いていたけど、会ったのは初めて。おかっぱ頭の可愛らしい女の子。
そんなM子ちゃんは我が家を物珍し気に見回し、容姿に似合わないハスキーボイスで「お部屋これだけ?」と言った。
「そうだね、マンションだからね。M子ちゃんのおうちは大きなおうちでいいね。」と私が言うと、「でもあのおうち嫌い!呪われてるの。」とM子ちゃんがさらっと言う。
「呪われてる」という言葉に反応して硬直してる長男と次男を横目で見ながら、「どうして?」とわざとらしい位に笑いながらM子ちゃんに聞くと(真剣に聞いたらうちの息子達が余計にびびるからね)、M子ちゃんはこれまたフツーにさらっと、「いつもおトイレに誰かが座ってるの」と答えた。
一瞬我が家の居間につめた〜い空気が流れる。
私の背中もぞぉ〜っと寒気が走った。
「そ、そんなわけないじゃ〜ん。きっとお母さんじゃないの?」と精一杯の笑顔で言ってみたけど、「お母さんじゃないよ。だって電気をつけると消えるんだもん。」とM子ちゃん。
やばい…。M子ちゃんの横で、うちの次男はすっかりびびってしまっている。常々うちの息子達には、「おうちの中に幽霊なんていない!」と言い聞かせていたのに、「呪われた家」に住んでる友達を目の当たりにして、2人の息子達はこの世の終わりみたいな絶望的な表情になっている。

ふとニコール・キッドマン主演のホラー映画「アザーズ」を思い出した。あの映画も、最初は子供にだけ他の存在(others)が見えるのだ。そして、その映画の中の子供も、「この家には他に誰かいるのよ」とさらっと言っていた。
M子ちゃんにもothersが見えているのかなぁ。
…とそんな事はさておき、
問題はうちの息子達。長男はソファにぴったりと背中をくっつけ、次男もクッションを抱きしめてダンゴムシみたいに丸くなったままピクリとも動けなくなってる。仕方がないので、取っておきの話をしてやることにした。

「ママはね、幽霊は見た事ないけどUFOなら見た事あるよ。」
「うそ!!」
案の定、長男と次男は身を乗り出し、きらきらした目で私を見ている。子供(特に男の子)って大抵、幽霊は怖がるけどUFOには興味津々なのだ。「いつ?どこで見たの?宇宙人に会った?」さっきまでのビビりぶりが嘘の様に、息子達もM子ちゃんも興奮気味。

私がUFOとおぼしき物体を見たのは、10年以上も前のこと。
友達と夜景を見に行ったら、一際明るく光っている星を見つけた。その場所は夜景が有名な場所で、夜景の明かりで普段星はあまり見えないのだけど、その星だけが嘘のように明るく爛々と輝いていた。友達と「あの星妙に明るくない?明るすぎるよね?」と話していると、突然その星はジグザグに動き始めたのだ。
素早くジグザグに動いては、突然消えて別の場所に出現する。
そんな状態が3分以上は続いた。私も友達も驚きに言葉を失ったまま、目はその不思議な光に釘付け。
「UFO…だよね?」しばらくして友達が口を開いた時、その光はまるでこちらに近付いてくるかのように見る見るうちに大きくなった。一つの点だった光が100円玉くらいの大きさになり、「やば…誘拐される!」と恐怖を感じた瞬間、パッと光は消えたのだ。
それ以来、怪しい物体は見た事がないけど、あれは絶対UFOだったと今も思っている。

「きゃ〜!すっげ〜!」
私のUFO話を聞いて、息子達は大興奮。歓喜の雄叫びを上げていた。よっしゃ!これでM子ちゃんのお化け話しは忘れたぞ、と思っていたら、夜おトイレに行く時に「ついて来て…」と次男。
「誰か座ってるかもしれないから…」

全然忘れてね−じゃん…(-_-;)
「トイレに座ってるのは宇宙人だよ」と言ったら、余計にビビるかなぁ〜?
 
 

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icon1.gif icon2.gif icon1.gif ジャージかコンサバか… icon1.gif icon2.gif icon1.gif
 
 

■ 2003年 10月 7日 [火曜日] ■

新しいジャージを買ってしまった。予定外の買い物。つまり衝動買い。仕事帰りに長男のサッカージャージを買いに職場近くのスポーツショップに寄ったのだけど、入り口の正面でマネキンが来ていたこのジャージに一目惚れしてしまったのだ。

去年の冬から「ジャージ小さくない?」とサッカー仲間のママに指摘されていた長男のジャージ。「買わなくちゃ、買わなくちゃ」と言っているうちに1年経ってしまった。
それはともかくとして…
買って来たジャージを着てみせたら、「何がいいんだかさっぱりわからん」とパパに言われた。最近流行りのスポーツ用でないお洒落ジャージは、私のお気に入りアイテム。ジャージ、ジーンズ、スニーカーが最近の私の定番スタイルなのだ。
PUMAやadidas、NIKEやFILAなど、多くのスポーツブランドが実用トレーニングウェアではないお洒落系ウェアを出しているけど、私のお気に入りは断然PUMA。色使いとレトロ調なデザインがかなり私の好みに近い。今日買ったこのジャージも、ベージュと赤と言う組み合わせが思いっきり私好みで、一目見ただけでがっしりハートをつかまれてしまった。

ところが、パパは私の最近の定番スタイルが気にいらないらしい。パパのお気に入りは、コンサバスタイル。
と言うのも、2年位前のちゃり通勤を始める前までは、タイトスカートにハイヒールと言うOLのお姉さん系コンサバスタイルが私の定番だったのだ。毎月CLASSYOggiなど、20代前半向けのファッション雑誌を買っては、新作バックや流行のスタイルをチェックした。バスで街中に通勤していたので毎朝洋服選びにはじっくりと時間をかけ、上着にスカート、靴、バックと頭の先からつま先まで気合い入れ過ぎ!ってな位にお洒落をしていたのだ。気合いを入れてお洒落すると気が抜けない。バスを待っている間も信号待ちの時も立ち姿を気にして、おなかをぐっと引っ込めて姿勢良くかっこ良く立つ事を心掛けるし、歩く時も颯爽ときれいに歩くように気をつける。実際、コンサバファッションをしていた時は今よりも痩せていた。

最近はスカートはほとんどはかない。
恥ずかしながら、余分なお肉が体のあちこちについてしまって、以前のようにかっこ良くスカートをはけなくなってしまったのだ。太ったのは、ちゃり通勤とスカートをはかなくなったせいだとパパは言う。ちゃり通勤で体ががっしり逞しくなったと…(^_^;)
確かに…、ジャージ&デニムって楽なんだよね〜。
「痩せないとスカートははけない」と言う私と、「スカートはかなきゃ痩せない」と言うパパ。ブーツシーズンも到来で太くなった足も隠せるし、またコンサバスタイルしてみようかなぁ。

…ってその前に、長男のジャージ買わなくちゃ。
140cmの身長で、サイズ130を着てる長男。
手も足もつんつるてんだぁ〜。
 
 

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icon1.gif icon2.gif icon1.gif 運動会の打上げ■その2 icon1.gif icon2.gif icon1.gif
 
 

■ 2003年 10月 4日 [土曜日] ■

先日無事に終了した学区の運動会の、本部役員の慰労会があった。この間の運動会の後にやったのは町内の慰労会で、今日のは本部の慰労会。この間の慰労会も、今回の慰労会も、なぜか女性の役員は早めに行って準備をしなければならない。
どうして町内会ってそういう古い考え方がいまだにまかり通っているのだろう?女性だから準備をするとか、女性だから片付けをするとか、女性だからお酌をして回るとか…。

うちの町内には「婦人部」なんてのもあって、何をするのかと言えば、要するに接待、お茶くみ。何かの会合があるごとにお茶くみにかり出されたり、防災訓練の時に炊き出しをやったりするらしい。そういう考え方に断固反対の私は、町内の役員決めの時体育委員に立候補したのだけれど、結局体育委員の中にもそういう風潮は同様にあるようだ。
この間の運動会をとってみても、私は誰より一生懸命仕事をした!と胸を張って言えるのに、なぜかビール瓶を持って「ごくろうさまでした」とお酌をして回らなければならない。
おかしいよ!絶対におかしい!
だいたいみんな、お酌して欲しいって思ってるのかな?
私の隣に座っていたおじちゃんは、おばちゃんに無理矢理ビールを注がれた後に「あ〜あ、キリンとアサヒが混ざっちゃったよぉ。」とがっくりしていた。
会合の時だって、お茶を飲みたい人が自分で入れればいいのだ。
今どき企業だって「自動給茶器」なんかを導入して、女子社員のお茶くみを廃止してる、って言うのに…。(そういう私も会社ではお茶くみしてるけどさ〜)

そんな不満を胸に抱えつつ、慰労会は体育委員長の挨拶と共にスタート。さあ、やっと飲み食いできるぞぉ〜、と席についてホッとしたのつかの間、一緒に放送係をやった幹部のUさんが「ちょっと、○○さん(私)」と後ろから小声で私を呼んでいる。
委員長が話をしているので体勢を低くしてUさんの所まで行くと、
突然「この次、乾杯の音頭を取ってもらうから」と言われた。
え?乾杯の音頭?なんで私が?
その場にいる約40人程の役員の中で間違いなく私が一番年下なのに、乾杯の音頭なんて…。「これ原稿ね」と紙切れを手渡されたものの、「皆様の御健康と、学区のますますの御発展をお祈り致しまして、乾杯をいたしたいと思います。」と普段使い慣れない丁寧なお言葉で舌を噛んでしまいそう…。
心の準備もできないまま、Uさんが私を紹介する。
「これからの体育委員をしょって立つ、若手のホープ、M町役員の○○さんです!」
…驚きのあまり、思わずUさんを見つめたまま、ぼ〜っとしてしまった。勝手にしょって立たせるなよ〜。
みんなの視線を全身に浴びつつ、Uさんから渡された紙切れに視線は釘付けのまま、棒読みで乾杯の音頭をとった(^_^;)

所で、前にも書いたけど、私はアルコールは一切飲めない。
今日もみんながビールでほろ酔い気分になる中、私は「お〜い!お茶」を飲んでカテキンでほろ酔い気分(?)になっていた。
それなのに、酔っぱらったおじちゃんやおばちゃんがお酌に回って来て、「お〜い!お茶」が入った私のグラスにドボドボとビールを注いでしまう(-_-;) そしてそれを「飲め!」と無理矢理飲まされるのだ。頭に来た私は、もう1つグラスを用意してお茶を注いでおき、ビールが混ざった方を飲むフリをして、お茶を飲んで「まずいっすよぉ〜」なんて演技までして難を逃れた。
酔っぱらったおじちゃんやおばちゃんには、ビールとお茶の区別が出来ないんだから、お茶じゃなくてウーロン茶を用意して欲しかった。

この慰労会で、1つだけとてもいい事があった。
それは、お寿司に入っていた厚焼卵が最高に美味しかった事。
ご飯はついていなくて厚焼卵だけが入っていたのだけど、甘くてふわふわでデザートを食べているみたいだった。あんまり美味しかったので、横で酔っぱらってたおじちゃんに、「卵が食べたい!」と言って他のテーブルの寿司桶からとって来てもらった。おじちゃんは、「まったくお前はわがままな娘っ子だなぁ」などと言いつつもしっかり卵を取って来てくれる。酔っ払いのおじちゃんって、結構使える。

午後9時。
委員長からお開きの合図があり、酔っぱらって飲み続けてる人を無視して片付けを始める。周りのおじちゃんが酔っぱらってるのをいいことに、「はいこれ、お願いしま〜す」「はい、これも〜」ってな具合に仕事を頼んで一緒に片付けをさせた。

最後に体育委員長から、「君は来年も当然体育委員やってくれるんだろう?」と言われた。「いいえ、うちの組は1年毎交替ですので」と言うと、「体育委員は私がやります、って言えば済むことだろう?」と言う。
この場を借りて、体育委員長に一言。
申し訳ありませんが…

「今年限りに決まってんだろうがぁ〜!!!」

と言うわけですので、よろしくお願い致しますm(_ _)m
 
 

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icon1.gif icon2.gif icon1.gif お気楽節約ポイントゲッター icon1.gif icon2.gif icon1.gif
 
 

■ 2003年 10月 2日 [木曜日] ■

我が家では、買い物にクレジットカードを利用する事が多い。
万単位の高額な物はもちろん、2000円〜3000円代の買い物にも利用するし、毎月のガソリン代は全てカード、高速道路料金もクレジットカードで支払う。最近、携帯電話の支払も月掛けのがん保険の支払もカード払いに変更した。
節約に励んでいる奥さまなら、ピンと来たはず…。
そう!ポイントゲットの為である。

今や買い物をしたらポイントがたまるのは常識。
スーパーでも、ガソリンスタンドでも、映画館でも、携帯電話料金でさえも、お金を払えばポイントがたまる。お店毎に違うカードを作らされて何十枚も持ち歩かなければならないし、買い物をする度に「ポイントカードはお持ちですか?」と聞かれたり、
レジの前で財布の中身をひっくり返してポイントカードを探すのは結構面倒くさい。
だけどこのポイント制、上手に使えばかなりの節約になるのだ。

私の使っているクレジットカードも利用金額に応じてポイントがたまる。一昔前まではカードで買い物のできない店も多かったが、今やコンビニで100円の買い物にもカードが利用できる時代。
どちらにしろ財布から出て行くお金なら、ポイントがたまる方法で支払った方がいいに決まっているのである。
その上、カードで支払うとカード自体にもポイントがたまるけど、その店の専用ポイントカードにもポイントがたまる。
1度の支払いで2度おいしいのだ。

ポイントカードによって還元の方法はさまざまだけど、うちの利用しているクレジットカードは、カタログの中からポイント数に応じて交換する商品を選ぶ。最近の結婚式の引き出物にも多く利用されているプレゼントカタログのように、「これ欲しい!」って程の物はなかなかなくて、大抵うちは図書券やハイウェイカード、商品券などの金券に交換するのだけど、金券だと多少還元率が悪くなる。品物なら2000円相当の物を選べるポイント数でも、金券にすると1000円相当になってしまうのだ。

そこである時私は、ポイントカタログを徹底分析した。
ポイントをいくら貯めて何に還元するのが一番得か、と言うのを、カタログの隅から隅までじっくり眺めて研究したのである。
その結果、WOWOWの視聴料と交換するのが一番還元率が高い事が判明。WOWOWの月額視聴料は税込2100円なのだけど、2000円相当と交換できるポイント数で、視聴料の税抜き2000円分と交換できる。つまり、ポイント還元をした月はWOWOWが100円で見られるのだ。たいして欲しくもない品物と交換したり、2000円相当のポイントで1000円の商品券と交換する事に比べれば、これはかなり高い還元率。

毎月生活費のほぼ3分の2をカードで支払い、車検や保険の年払い分、電化製品などの高額な買い物も全てカード払いなので、年間のポイント数を計算するとWOWOW視聴料が9〜10ヶ月分浮く。
言う間でもなく映画好きの我が家にとってWOWOWはなくてはならないチャンネルなので、これはとてもありがたいことなのだ。
「節約するならWOWOWもやめれば?」とつっ込まれそうだけど、「無理なく楽しく」が私の節約法。欲しいものを我慢して、お楽しみもないキツキツの節約生活は私には無理。
好きな事してポイントでちゃっかり得もして、という「お気楽節約」なら買い物の楽しさも2倍なのである。

これを読んだ主婦のあなたは、さっそく財布の中のポイントカードを整理したくなったはず…。
さあ、みんなでポイントゲットの達人を目指そう〜!
 
 

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icon1.gif icon2.gif icon1.gif ウェッジウッド?ローゼンタール?? icon1.gif icon2.gif icon1.gif
 
 

■ 2003年 10月 1日 [水曜日] ■

私の会社の上司Mさんは、何でも質の良い高級な物を好む人。推定年齢45才と言う所の彼は、いつもビシッと上質のスーツを着こなし、ヘアには少しの乱れもない。職場でのBGMはクラッシックを好み、仕事もきっちりとこなすスキのない人だ。

そんな彼の専用コーヒーカップは、ウェッジウッド製。
別に上司がどんなカップを使おうと関係ないじゃん、と言われそうだけど、それが関係大ありなのだ。
私の会社は、社長とMさんと私の3人だけの小さな広告代理店。
コーヒー好きの社長の希望で、毎朝1杯のコーヒーを飲んでから仕事が始まる。このコーヒーを入れるのは、私の仕事。
そして、使ったカップを片付けるのも、私の仕事。
何を隠そう、…いや隠しちゃいないけど、実は私はお皿割りの名人(?)なのだ。多分、普通の主婦よりかなり頻繁に皿を割る。
握力が強いのか、スポンジでごしごし洗ってるだけで「パキッ」と皿がまっ二つに割れた事もあるし、洗い終わった皿の水を切ろうと振り上げて、蛇口にぶつけて割った事もある。
食器を食器棚にしまおうとして落とした、なんて事はしょっちゅうで、いまやうちの家族は誰一人として「ガチャン」という音に反応しなくなった(^_^;)

そんな私が皿洗い担当なのに、Mさんのコーヒーカップは一客5000円と言う、うちでは考えられない高級品。
実を言うと、会社でもすでにたくさんグラスを割っている。
アイスコーヒーを飲むグラスも百貨店のブランド食器売場で買い揃えて来た高価な物らしいのだが、5個セットだったグラスは現在2個しか残っていない。来客用のウェッジウッド製カップも洗っている時に持ち手がポキッと折れてしまった。
幸い、社長はあまり細かい事を気にしない人なので、「形ある物はいつか壊れるんだからまた新しいのを買えばいいよ。」と言ってくれるのだが、きっとMさんじゃそうはいかない。
と言うわけで、いつもMさんのカップだけは殊更慎重に扱っていた私。

ところが、ある日の朝のコーヒータイムの時、Mさんが「あれ?」と驚いた声を上げた。見ると、Mさんのカップの、持ち手の付け根から底にかけて大きなひびが入っている。その上、そのひび割れから少しづつコーヒーがもれだしていた。
私じゃないよ!心の中で叫ぶ私。だってMさんのカップは慎重に扱ってるし、どこかにぶつけた覚えもない。
それなのにMさんは私の方をチラッと見て、「どこかにぶつけた?」と一言…。
私じゃないってば〜!と叫びたい気持をぐっとこらえ、「いえ、特にぶつけたりはしていません。」と冷静に答えてみたものの、Mさんはあきらかに私を疑っている様子…。
だから〜、私じゃないってばぁ〜。
結局、横から社長が「どこかにぶつけた、って言うより劣化した、って感じだね」と助け舟を出してくれてその場はおさまったのだが、Mさんは間違いなく犯人は私だと思っている模様。

そして今日、出社して来たMさんが、「新しいのを買って来たよ。」と差し出したのはまたしても、見るからに高級そうなコーヒーカップセット。
私が聞くまでもなく、「これはローゼンタールって言うドイツの食器ブランドの物でね…」とMさんが説明してくれた。「オペラの戯曲の挿し絵がカップのどこだかに入ってて…」と説明してくれるのだが、私が気になるのは値段だけ!これは一体いくらするんだ?
やっと説明が終わった頃、「で、これはおいくら位なんですか?」と尋ねると、「そんなに高くないよ。ウェッジウッドとほぼ同じくらいかな」と言う答えが返って来た。
…と言うことは、これもやっぱり一客5000円?

それにしても、どうして高級食器ってあんなに華奢な作りなの?
100円ショップで売ってるごっついカップの方がよっぽど丈夫だよ。ちなみにアイスコーヒー用のグラスは、フランスのデュラレックス製強化グラスに替えてしまった。これはすごいよ!10年前に結婚祝で頂いたのだけど、投げてもぶつけても大丈夫!この私ですらまだ1個も割った事ありません!いまやカフェやレストランなど、多くの飲食店で使われているので、誰でも1度は手にした事があるはず。

とにかく…。
趣味の高級食器は家だけにして欲しい…、と強く願う私なのでした。
 
 

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