2004年03月の日記
東京見物2日目 |
■ 2004年 3月 29日 [月曜日] ■
今日はお台場のフジテレビでやっている「ワンピース」の催し物を見に行く。昨日のうちにお台場で十分遊んだので、今日は品川駅周辺をぶらぶら散策してからのんびりお台場に向かう事にした。
朝、朝食を品川駅周辺で取ろうという事で、取りあえず家族で駅に向かう。折しも時は朝9時。思いっきり通勤時間帯。お義父さんのマンションを出て駅に向かう歩道は、人一人がすれ違えないくらいに狭い。その狭い歩道に駅方面からものすごい人波が押し寄せて来る。出る時間を間違えた(^_^;) 駅に着くともっとすごかった。高〜い天井の品川駅構内を、スーツ姿のたくさんの人たちが早足で行き交う。スターウォーズのドロイドがたくさん出て来るシーンを思い出した。こんな所には絶対に住めない(^_^;)高輪口から入り港南口に抜けると、新しい大きなビルが目に入る。人波はこの大きなビルにどんどん吸い込まれて行く。品川グランドコモンズと品川インターシティ。いくつもの複合ビルからなるこのニュータウンは、最近の品川の新しいスポット。グランドコモンズとインターシティの間はちょっとした公園のようになっていて、小さな外人の女の子が何かの撮影をやっていた。 グランドコモンズのフレッシュネスバーガーで朝ご飯を食べる。フレッシュネスバーガーはファーストフードの中では一番好き。長男が食べたほかほかのレーズンドーナツが美味しかった。朝ご飯の途中、ふと海老名のYさんにメールしてみた。そう言えば、今日辺りから埼玉の実家に帰ると言っていた。 メール送信後、すぐにYさんから電話が入る。ちょうど電車で帰る所だからどこかで会えればいいね、という話になり、お台場で待ち合わせする事になった。 品川駅から京浜東北線で大井町まで行き、そこからりんかい線に乗ってお台場まで行く。フジテレビ前の国際テレポート駅で下りて、「ワンピース」の催し「お台場の迷宮」を見に行った。 だけどこれが、なんて事ないただのスタンプラリー。1階から7階に続いているエスカレーターを上ると、広場に特設の「迷宮」があって、その中のスタンプを3つ押して出て来る。すでに行列ができているので、迷宮でもなんでもない。おまけに中も、所々にキャラクターの写真が貼ってある程度でなんともお粗末。 スタンプラリーの5つのうちの後の2つは、新しいワンピースのゲームを宣伝するコーナーと、ワンピースのグッズ売り場でもらう。と言う事で、そう、単なるゲームとグッズの販促イベントだった。…と、わかっていながらグッズを買い込んでしまった私って(^_^;) ゆりかもめの台場駅でYさん親子と再会する。人が多くて大人数で歩き回るのは大変なので、パパがうちの子供たちとYさんち長男のKくんを連れて「大江戸温泉物語」に行く事になった。私はYさんと、Yさんち長女のEちゃん、Tくんを連れてデックス辺りをぶらぶらする事に。お台場で友達と待ち合わせるなんて、なんだか不思議な気分。レインボーブリッジが見えるレストランでランチしながら、「やっぱりなんだか不思議」なんて思う私。 デックスのデッキで座っておしゃべりしたり、時々お菓子を買いに行ったりしながらのんびり過ごす。温泉チームがなかなか帰って来ないので、Yさんは一足先に電車で実家に帰った。ちびちゃんを連れているので、ラッシュアワーは避けたいとの事。ちびちゃんがいなくても確かにラッシュアワーは避けたい。Yさんが帰ってから1時間遅れで温泉チームが台場駅に帰って来た。Yさんち長男のKくんを国際テレポート駅からりんかい線に乗せる。小学校4年生にもなるとこういうワザが使えるから楽だ。 期せずして東京で友達と遊べて、息子たちは大喜びだった。 さてこれからどうしよう、という所で、パパが大江戸温泉物語で使った代金のレシトートを出した。大人1人と小学生3人で1万3000円。え?1万3000円?目を疑う私。わずか数時間で1万3000円?お風呂入るだけで1万3000円?インターネットオークションで安くチケット買ったりして昨日までリーズナブルに遊んでいたのに、たかがお風呂に1万3000円って…、ととたんに不機嫌になる私。 だけど、よくよく聞いてみたらここは、「温泉」と名はついているけど要するにテーマパークのようだった。江戸を再現した街で買い物や食事やゲームを楽しむ所なのだそうだ。 せっかく楽しく遊んで来た子供たちの前で、予想外の出費に不機嫌になってしまった事に反省…(-_-;) 今度は私も一緒に行ってみよう。 温泉につかってきたせいで子供がすっかり疲れてしまったので、結局うちもすぐにお台場から引き上げる。品川駅まで戻って来て、インターシティで夕飯を取り、駅ビルのアトレ品川の中にある「Queen's ISETAN」で朝ご飯を買い込んで帰った。港南口の入り口にある「DEAN&DELUCA」は超高級感漂うスーパーマーケット。おしゃれなマダムや外国人が集るスマートなお店。子連れの私たちはすごく場違いな感じだった(^_^;)「Queen's ISETAN」は輸入食材が豊富な私好みのスーパーマーケットで、徒歩で帰るというのに重い瓶ものをたくさん買い込んでしまった。 人が多くて、せかせかしていて、東京には絶対に住めない。でも、たまに遊びに来るなら東京は面白い所だ。品川駅周辺をもっと歩き回ってみたいと思った。汐留あたりにも行ってみたい。また近いうちにお義父さんのマンションにお邪魔しよう(笑) |
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お台場周遊 |
恐怖(?)のドライブ |
■ 2004年 3月 24日 [水曜日] ■
3月24日水曜日夜、その時私は裾野にいた。時計は夜の10時を10分ほど回った所。愛車デリカのハンドルを握る私は、裾野の真っ暗な夜道を当てもなく走り回っていた。見たくないけど視界に飛び込んで来る、インパネの黄色いマーク。それは「もうすぐ燃料がなくなるよ」マーク。そう!燃料がないのだ!「ディーゼル車は燃料タンクが空になると壊れる」と誰かから聞いた。何がどう壊れるのかわからないけど、とにかく壊れたら困るのでひたすらガソリンスタンドを探して走る私。
今日は、去年の夏に海老名に引っ越したYさんちに遊びに行って来た。去年の9月に初めて海老名の新居を訪れてから、今回が2度目の訪問。前回同様、今回も仲良しのNさん親子と一緒に、うちの車で行った。もちろん、運転手は私。朝9時過ぎに自宅を出発し、昼前にYさん宅に到着。夜の7時半までYさん宅で、子供は子供同士、ママはママ同士まったりと遊んで、Yさん宅に近いファミレスで夕飯を済ませ、海老名のインターから高速に乗ったのが午後の9時。 静岡までは早くて2時間。私は助手席のNさんと語り合いながら、順調に車を走らせていた。しばらく走ると、前方に「足柄サービスエリア」の案内板が見えた。後部座席の子供たちにトイレは大丈夫か確認すると、「ファミレスで寄って来たから大丈夫!」と言う。時間も遅いし、ここは少し急いだ方がいいだろうという事で、足柄SAをそのまま通り過ぎる。しばらく走ると、インパネの何かのマークが点灯した事に気づく。「?」よく見るとそれは、燃料タンクに残量がわずかになった事を示す「エンプティマーク」!とっさに頭が真っ白になる私。 燃料切れ?そんなはずない!朝来る時に入れて来たはず!だっていつも高速に乗る前はスタンドに寄るし…。一度にいろんな事を考えて、頭の中はパンク寸前。 解決策を求めて脳の機能をフル回転させつつ、一生懸命記憶の糸をたぐり寄せる。そう、今朝出発するとき、燃料タンクの残量を示すメーターが残り一目盛りだった事を私は確認している。行きつけのスタンドに寄って行こう、とNさんと話したのも覚えている。それで、すっかり給油を済ませて来たと思っていたのだけど、今、はっきりとその後の記憶がよみがえった。行きつけのスタンドは混み合っていて、先を急ぐ私たちは「後でどこかで入れればいいよね」と、そのまま通り過ぎたのだ。いつもなら、高速に乗る前に必ず燃料計を確認するのに、今日に限って1度も確認をしなかった。 エンプティマークが出てもすぐに燃料が切れる訳ではないので、とりあえず次の駒門パーキングエリアまで走る。ここにはガソリンスタンドはない。車を停めて車内にあった地図を見ると、すぐ先に裾野インターがあった。エンプティマークにびびりながらも、裾野インターに向かって再び走り出す。私の焦りを感じて、助手席でNさんがしきりに「大丈夫だよ。何とかなるよ」と繰り返していた。 通常、燃料をいれた時に走行距離のカウンターをリセットすると、400キロ強走った頃に燃料計の針がE線辺りを指す。大抵燃料計よりも走行計を見て給油する事が多いのだけど、この時すでに走行計は490キロを超えていた。最高新記録(^_^;)なんとか無事裾野インターで下車。料金所に着くやいなや、「すみません!ここから一番近いスタンドはどこですか?」と窓から身を乗り出さんばかりに聞くと、「先にお金払って」と料金所のおじさんに冷たく言われた (^_^;) なんだかしら〜っとした空気の中お金を払い終えると「そこの信号を左に曲がるとすぐに右側に2軒あるよ」とおじさんが教えてくれた。殺気立った空気に気づいて無言になっていた子供たちと、パニクる私、それを励ますNさん。それぞれがやっとほっと胸をなでおろし、信号を左折した瞬間、一同呆然…。確かにあった。ガソリンスタンドが2軒。でも、どちらもすでに照明は消えて真っ暗…。 「ヤバい。どうしよう…」思わず口に出してしまう私。この言葉に子供たちは大パニック。「おうちに帰れないの?」「どうするの?」と半泣き状態のKくんとうちの次男。そこへ長男が必死で平静を装って、「大丈夫!この車はもし止まっても羽根が出て来て空を飛べるから!」と超苦し紛れの慰めを言って無理矢理笑う。それにしても夜10時の裾野インター付近は、ほんとに真っ暗。おじさんに言われるままに信号を左に曲がったのはいいけど、スタンドどころか店らしき物がほとんどない。焦った私は前方の赤信号に気づかずに、停止線を超えてから急ブレーキを踏んだ。 その拍子に、後部座席で眠っていたNさんち娘のHanaちゃんが「どすん」と下に落ち、「ぎゃ〜」っと悲鳴を上げた。 泣いて立ち上がったHanaちゃんの顔を見ると、なんと大量の鼻血!落ちた拍子にどこかに顔をぶつけたらしかった。私の急ブレーキのせいで人様の娘が鼻血を出したと言うのに、この時の私の頭の中はもう「ガソリンスタンド」一色。Hanaちゃんの鼻血と子供たちの半べそにさらにあおられて、精神的にどんどん追いつめられた私は、ただただ当てもなく暗い道をやたらと走り回った。走れば走るほど「もう止っちゃうよ〜」とびびる子供たち。と、前方に明るく輝くパチンコ屋さんが見えた。もう本当に当てもなく走り回る余裕はないので、パチンコ屋さんに入って聞く事に。 普段パチンコ屋さんには行かないので、入って行くのにもなんだか勇気がいる。自動ドアが開くと、パチンコ屋特有のあの大きな音で耳が痛くなった。恐る恐る店内に入り、カウンターにいたお姉さんに「一番近いスタンドはどこですか?」と聞くと、「この時間にやっているスタンドはもうありませんよ」とにっこりスマイルで答えるお姉さん。がが〜ん!万事休す。もうJAFを呼ぶしかないかなぁ〜、とあきらめかけたその時、私とお姉さんの会話をインカムで聞いた他の店員のお兄さんが走って来て、 「246号線を御殿場方面に走ると24時間営業のスタンドがありますよ」と教えてくれた。お兄さんが仏のように輝いて見えた。仏のお兄さんは親切に一度店の外に出て、指を指して丁寧に道を説明してくれた。ありがとう!パチンコ屋のお兄さん!言い表せないほどの感謝の気持ちを覚えつつ、教わった道をスタンド目指して走る。 お兄さんの教えてくれたとおり、パチンコ屋の前の道を少し走ると246号線に突き当たった。この道は、インターを下りて左折したあの道。御殿場方面があまりにも暗くて何もなさそうだったので、途中で曲がってしまったのだった。燃費を考えて4駆から2駆に戻したせいか、少し上り坂になった246号線を走るのに力が出ず、「いよいよ止るかも…」とびびったその時、前方に輝く看板が見えた。 「あったぁ〜!」思わず叫ぶ私。アクセルをかなり踏み込んでいるのに、車はなかなか進まない。「止まる〜!」それでも、スタンドを目の前にして、車内の空気もやっと安堵の色になった。砂漠の中でオアシスを見つけたような気分。給油スペースに車を止めてガラスを開けると「いらっしゃいませ〜」とお兄さんが走って来た。やたらと嬉しくてお兄さんにまでにっこりと笑いかける私に、お兄さんはちょっととまどっていた。「窓ガラス拭きますか?」と言われ、「拭いてください、あ、でも拭かなくていいや。…やっぱ拭いて。あ〜、もう何でもいいや〜。」と完全に壊れる私。 普段給油をするときは、「満タン」とお願いして1回にだいたい50リットル前後。デリカの給油タンクの容量は60リットルだと思っていた。ところが、給油メーターを見ると、50…55…60とどんどん上がって行く。「60?」ビビる私の気持ちをよそに、メーターは66リットルで止まった。ほとんど空っぽじゃん!!いやあ、危なかった。給油を終えてエンジンを再びかけた頃、安心したせいかハンドルを握る手がぶるぶる震えた。ありがとう、パチンコ屋のお兄さん。ありがとう、エネオス。 来た道を戻って、再び裾野インターから高速に乗る。びびりまくっていた子供たちは、安心したとたんにコテンと寝てしまった。安心したと同時に、私とNさんの胸に怒りが込み上げる。「もう!!あの料金所のおやじ!!」 結局、家に着いたのは11時半過ぎだった。Nさん親子には怖い思いをさせた上に、大事な娘に鼻血まで出させて本当に申し訳ない事をしてしまった。でも、近頃あんなに気が動転した事はなかったので、何事もなく終わってみると「ちょっとスリルがあって楽しかったな」なんて思ったりもする私。 ちなみに、家に帰って来てからすぐにネットでデリカの仕様を調べたら、燃料タンクの容量は75リットルだった事が判明。ってことは、まだ9リットルくらいはタンクに残っていたのだ。あんなにも焦らなくても、もしかして次のサービスエリアまで楽勝で行けたのかも…。 何はともあれ、無事帰って来られて良かった。ロングドライブの前には、必ず燃料を確認しよう!と改めて思った私なのであった。 |
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合宿は中止 |
■ 2004年 3月 20日 [土曜日] ■
今日と明日の2日間、長男のサッカーで合宿に行く予定だった。新年度の学年部長を3月1日から引き継いだ私は、今日のために他の役員と何度も打ち合わせをしたり、仕事中にこっそり資料作りをしたりして準備をしていた。
一番心配していたのは天気。前回11月に合宿に行った時も、初日から降ったりやんだり、2日目には本格的な雨に降られてサッカーの練習はほとんどできなかったのだ。 そして今日、朝目が覚めるとすぐ雨音に気づく。カーテンを開けてがっかり。かなり本格的な雨。 合宿所には体育館等、サッカーができるような屋内施設がないため、雨に降られたらもうお手上げなのだ。 取りあえず、早く向こうに着いてもやる事がないので、出発時間を遅らせようと他の役員に連絡する。当初、朝9時の予定だった集合時間を1時間遅らせて10時集合で連絡網を回した。 さて、合宿を強行するとしてどうしよう…、と頭を悩ませながら支度をしていると電話が鳴った。 今回合宿所の手配を全て1人で担当してくれた会計のMさんだ。 Mさんによると、合宿所から「大雨でグラウンドの使用が不可能」と連絡が入ったとの事。水はけが悪く、翌日晴れたとしても使用できない可能性が高いのでキャンセルしてもかまわない、との事で連絡をくれたらしい。しかもキャンセル料は無料で。 「来てもらってもサッカーはできない」と言われてしまったら中止にするほかない。Mさんとも相談して、結局合宿は中止する事になった。ここで一つ、大きな問題が持ち上がる。合宿所では2日間父兄が手分けして自炊をする予定だったため、前日に買い込んだ大量の食材があった。ラーメンやカレーや豚汁の材料。これをどうするかで、Mさんと頭を悩ます。 結局、Mさん、私、副部長のEさんの3人で手分けして他の部員10名の父兄に直接連絡し、意見を聞く事になった。 様々な意見が出た中、結局当初集合する予定だった10時に学校に集ってもらい、食材を等分して引き取ってもらう事になった。そうと決まったら、役員は大急ぎで学校へ。みんなが集る10時までに食材を分ける作業をする。肉が入ったり入らなかったり、じゃがいもが2個の人と1個の人がいたりで、平等に分けるのは至難の業。結局、あまり差がないように配慮して分けつつ、後はくじ引きでどれを取るか決めた。私はくじを作ったので一番最後の残り物だったのだけど、肉のパック入り、ラーメン入りの「当たり」袋だった(笑) 夕べは夜遅くまで長男の荷物と自分の荷物を作り、それ以外に要る物はないか、何か忘れてないか…と、心配で布団に入ってもなかなか寝付けなかった。そして、今朝早くからこの事態。11時前に家に帰って来た時にはどぉ〜っと疲れて、結局その後は何もせずにだらだらと過ごしてしまった。 疲れた…。気疲れした。こんなのがこの先1年続くと思うと、ものすごく憂鬱になる私。やっぱ部長なんて引き受けるんじゃなかったぁ〜(x_x) |
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ワンピース 呪われた聖剣 |
バイリン家族 |
■ 2004年 3月 17日 [水曜日] ■
バイリンガルーbilingualとは、ニ言語使用者、とか二カ国語を話すという意味。
仕事が休みで特に予定もなかったので、久しぶりにワイドショーを見るともなく見ていたら、「近頃急増!バイリン家族」などという特集をやっていた。そこに出てきたのは、私と同じ歳くらいのお母さんと4才の娘。どこにでもいそうなごく普通のこの親子。しかし、家の中に設置されたカメラが捉えたこの親子の日常は、ごく普通の親子の日常ではなかった。そこには、英語で会話する親子の姿が…。しかも、この4才の娘、まるでアメリカ人の子供のようにきれいな撥音で流暢に話す。ははぁ〜、お母さんが英語がぺらぺらで、きっと子供の頃から「家の中では英語で会話するのよ!」なんてしつけてたんだなぁ、なんて思いながら見ていると、なんだかお母さんの英語の方がつたない。しかも、英語でお手紙を書く娘が「How are you?」のつづりを聞くと、「H、O、U…」と教えていた。それじゃ、「Hou」じゃん(^_^;) 実はこのお母さん、娘が生まれるまでまったく英語を話せなかったのだそう。中学、高校で習う程度の英語力だったという。娘が生まれてすぐ、何十万もする英語教材を買ったのをきっかけに、娘と一緒に英語の勉強を始めたのだそうだ。 子供が生まれてから、わが家にも英語の教材やお教室のセールスが何度も来たけど、ああいう物は一切無意味だと思っていた私。英語を話そうと思ったら外国に住むしかないよ、と思っていた私。この親子が外国に住んだ事もなく、教材と週1〜2回のお教室だけで英語が話せるようになった、と知って目からうろこだった。 今のご時世、簡単な日常英会話くらいはできないとなぁ、とは思う。長男は週に1回英語塾に行き始めて、看板やお菓子の箱や、そこら中にあふれている英単語に興味津々。でも、せいぜいその程度だろうなぁとあまり期待はしていなかった。ちょっと英語に興味を持てれば、それでいいかなぁという程度。親の私がそんな感じで盛り上がってないからダメなのかも(^_^;) テレビの親子のように何十万もする教材は買えないけど、私も息子と一緒に英語の勉強をしてみようかなぁ、なんて思う。で、横で一緒にテレビを見ていた息子に「じゃあ今から日本語は使っちゃダメね!」と言ってみたものの、いきなり無言になる私と息子(笑)果たして私と息子に、英語が話せるようになる日はやってくるのだろうか…? |
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アメリカのスーパーでお買い物 |
■ 2004年 3月 15日 [月曜日] ■アメリカから国際宅配便が届いた。 中身は写真の通り、日用品とシリアル、オリーブ、ベーコンチップスなどの食材。 グアムで買ってきたシリアルがとうとうなくなって、「シリアル食べたい!シリアル食べたい!」と子供がうるさく言うので、アメリカのオンラインショップNetGrocerから取り寄せたのだ。 子供がうるさい、と言うのはウソじゃないけど実は口実。もともと輸入食材や輸入雑貨好きな私は、アメリカのオンラインスーパーマーケットで買い物してみたい、と常々思っていた。 写真は後ろの左から、「COUNT」「SMORZ」「TRIX」と言う、いずれも子供向けの甘々シリアル、手前の左から定カロリーメイプルシロップ、ベーコンチップス、オリーブ、朝食用甘々タルト、ブルーベリー入りパンケーキミックス、食器用洗剤の「DAWN」と、前回グアムで買ってきてわが家で大好評の乾燥器用柔軟シート「Snuggle」。 これらの品物の中には、日本の輸入食材店やオンラインショップで買える物もあるけど、とにかく高い。Snuggleは写真の物が80枚入りで5$なのに対し、日本の輸入雑貨オンラインショップでは、40枚入りが1200円だった。シリアルもほぼ定価の2倍。そもそも、アメリカから物を取り寄せようというのだから高くつくのは当たり前なのだけど、どうせ高くつくなら自分で取り寄せてみたい、と思った。 まずは、ネットでアメリカのオンラインスーパーマーケットを探す。高級食材オンリーのネットショップや地域の会員限定オンラインショップなどはあるけど、日本からでも利用できるショップがなかなか見つからない。Shop linkをあちこち渡り歩いて、取りあえず日本のカードが使えて品数も多いNetgrocerを見つけた。だけど、品物が食材や日用品なだけに海外発送はしておらず、結局代行会社を通しての購入となった。 3/2 Netgrocerでオーダー。すぐにショップからオーダー確認のメールが来る。代行会社のオレゴンの住所あてに荷物を送ってもらう。商品の合計金額は約47$、オレゴンまでの送料が11$の、合計58$。 3/4 代行会社から荷物が届いたとメール。重さは11パウンド(約5キロ)で、送料は44$とのことだった。代行会社を通して購入する場合、こんな風に送料が2重にかかってしまう。その上、送料の他に転送手数料が15$かかるので、結局送料などが品物の金額を上回ってしまうのだ。日本の輸入ショップの値段が高いのも納得。今回、洗剤やパンケーキミックスなど重い物も含まれているので、送料がかなりかかるであろう事は承知の上だった。最初の予想ではもっと送料がかかるだろうと思っていたので、「意外に安かったなぁ」と得した気分だった。 ところが翌日、またしても代行会社から「お荷物が届きました」とのメールが届く。 ショッピングをしたのはNetgrocerだけなので、「心当たりがありません」と返信するも、「お宅様のお名前で届いております」との返事。通常、在庫切れなどで発送が別になる場合はバックオーダーのお知らせメールが入るとのことだが、Netgrocerからは特に連絡はなかった。急いでNetgrocerのアカウントを調べる。オーダー履歴は確かに1回のみ。続いて配送状況を調べてみると、なんと発送履歴が2回になっていた。つまり、荷物が2個にわけられて送られたのだ。 代行会社では、バックオーダーや他の店での買い物の品を待って荷物を1つにまとめてくれるサービスもあるのだけど、まさか荷物が2つに分けられて届くとは思わず、最初の荷物はすでに発送の手配をしてしまった後だった。というわけで、2つめの荷物の送料が新たに33$かかることに…(T_T) 最初の予定では、50$買い物して送料その他で50$の合計100$、という計算だったので、これは大きな誤算。届いた荷物を見てみたら、食材は食材、日用雑貨は日用雑貨で送られてきており、発送元も別のメーカーのようだった。 始めての海外個人輸入はかなり高くついてしまったけど、これはこれでいい勉強になった。英語のサイトを隅から隅まで一生懸命読むので、英語の勉強にもなる。 子供達も、アメリカのスーパーに売っている物がわが家に届く、ということに興味津々な様子。とにかく送料が高くつくのでそう度々は利用出来ないけれど、そのうちまた子供と一緒に買い物してみようと思っている。 |
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ブランド買いケチケチ術 |
■ 2004年 3月 8日 [月曜日] ■
ヴィトンやシャネル、エルメスやグッチみたいな高級ブランドには全く興味ないけど、アメリカのブランド「COACH」は唯一私のお気に入り。ヴィトンなどに比べて値段が安い割に、もともとレザーのブランドだけあってバッグの作りは高級ブランドにひけを取らない。デザインも多様で、ヴィトンのバッグのように「ヴィトン持ってます〜!」とばかりに主張し過ぎず、「あれ?なんかお洒落なバッグだけど、よく見たらCOACHなのね」的な所が私のお気に入りの理由だ。
写真のバッグはCOACHのSOHOストライブシリーズのスモールスリムホーボー。オフィシャルホームページのトップを飾る春夏の新作バッグだ。このオフィシャルページでは、COACHの商品がすべてオンラインで買える。ただし、発送はアメリカ国内オンリー。おまけにクレジットカードもアメリカ国内の住所で作ったカードのみしか使えない。つまり、日本に住んでる私は、オンラインショッピングを利用できないのだ。 ちなみに、写真のスモールスリムホーボー、オフィシャルページでの価格は208$。1$112円で換算して約23000円。関税や消費税を加えても、せいぜい25000円〜26000円と言う所。グアムの免税店内にあるコーチショップでは268$(約30000円)だった。これが、日本国内のコーチショップでは、45000円の値段で店頭に並ぶ。このバッグに一目惚れして「絶対に欲しい!」と思っても、オフィシャルページで「208$」という値段を見てしまうと、国内で45000円出してまで買う気にはとてもなれない。 アメリカのショッピングサイトは、COACHのようにアメリカ国内しか発送してくれない所が多い。そういうサイトで買い物をするために、私は個人輸入代行の会社に登録している。アメリカ国内にあるこの会社のアドレスを使って買い物をして、送られてきた荷物をこの会社が日本まで転送してくれる。転送手数料は商品の合計金額による。100$までなら15$。この他に、この会社から日本の自宅までの送料がかかる。日本のカードで買い物ができるサイトは自分で買い物を済ませ、代行会社に「買い物報告」をすると、荷物が届き次第転送してくれる。COACHのように買い物すらできないサイトは、「このページのこの商品が欲しい」と連絡すれば、注文から転送まですべてを代行してくれる。その場合は、オーダー代行手数料として10$(アイテム10点まで)がかかり、他転送手数料、日本までの送料が加算される。 さて、この代行会社を通してスモールスリムホーボーを購入すると、果たしていくらになるか。関税、手数料、送料等込みで、だいたい290$前後(約32500円)になる。グアムで買うより高いけど、日本のショップで買うよりはるかに安い。日本のオンラインショッピングサイトでの価格帯も調べてみる。ショップの参考価格45000円に対して、ネットショップでの平均はだいたい36000円から38000円と言う所だ。 そして最後にオークションをチェック。まだ日本の店頭にも並ばない新作や、限定ですでに完売してしまったアイテムなどは、オークションで探すのが一番手っ取り早い。特にCOACHにおいてはアメリカ在住の日本人がアメリカのショップで購入して出品している事が多く、新作や日本未発売品も破格の値段で数多く出ている。 お目当てのスモールスリムホーボーも、何点か出品されていた。その中で私が目をつけたのは、自分でショッピングサイトを経営されていて、アメリカに買い付けに行っているという人の出品。開始価格はなんと破格の25800円。早速上限を30000円で設定して入札。なんと、ラッキーな事に26300円で落札できた。 これはほぼアメリカ本土価格。オークションでブランドバックを買うと本物か不安、と思う人もいるだろうけど、偽物は出品ページを見るとだいたいわかる。値段がびっくりする程安かったり、最後に「正規店での購入ではありません」と書いてあったり、ショップのタグや正規店で買うとついてくる保存袋がなかったりするからだ。さらに、COACHは正規店で買うとレジストレーションカードがついてくる。このカードを付属していない出品には入札をしないようにしている。 ネットでの犯罪防止の為、今はYahoo!などオークションサイトを運営する会社側も、本人確認を厳しくするなどの対策を取っている。それでもネットショッピングが不安と言う人にはお薦め出来ないけど、お小遣い&へそくりの少ない主婦にとっては、いい物を安くGETできる一つの方法である。 少ない私のへそくりの中から26000円の出費はちょっとイタイけど、これも日々頑張って仕事している自分へのご褒美!と思って、今日も働く私なのでした。 |
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災い転じて福となす? |
■ 2004年 3月 6日 [土曜日] ■
2〜3年前の正月に買った福袋に、ワンピースが入っていた。濃い緑の生地に大きな南国調の花柄。大きく背中が開いたホルターネックで、スカート部分は共布のフレアーが3段重ねになっている。ワンピースと言うよりはリゾートドレスで、袋から出した瞬間、「ギョ!!」と言う感じだった。まさに、「ギョ!!」。1万円で買ったその福袋には他に、今も気に入って着ているベージュのPコートやベーシックなニット、パンツ、ブラウスなどが入っていて、言ってみれば大当たりの福袋だった。はずれはそのワンピース1枚。
自分の好きなブランドの福袋だから、着てみると確かにシルエットはきれい。でも、デザイン的にはかなり無理がある。デザインもだけど柄も。こんなの着て歩いている所を知り合いにでも見られたら、「ちょっと、あの人どうしちゃったんだろう?」などと言われかねない。てなわけで、購入以来1度も着る事なく、かといってオークションに出しても売れないだろうと、2〜3年タンスの奥にしまい込んであった。 所が、間違いなく着る事はないだろうと思っていたそのワンピースに、期せずして袖を通す機会がやってきた。(ホルターネックなので袖はないけど…(^_^;))先日の従兄弟の結婚式。グアムで行うと言う事で、正装はアロハかムームーとのこと。ムームー!まさにそんな感じの柄のワンピースが、どこかにしまってあったではないの!!と、タンスの奥から2〜3年ぶりに引っぱりだされたのだ。 かくして、この南国調の福袋ワンピースはめでたくグアムで役に立ったのでした。 めでたし、めでたし。 …では終わらず、この話には続きがある。 グアムから帰国後、もう着る事もないだろうと思いつつ、ワンピースをクリーニングに出した。すると翌日、クリーニング屋さんから電話が…。なんでも、クリーニングの業者がワンピースを機械にはさんで破ってしまったと言う。すぐにクリーニング屋さんに行ってみると、クリーニング屋のおばさんが破れたワンピースを持って困っていた。「ごめんさいね。ごめんなさいね。」と何度も謝るおばさん。そして、1枚の書類を差し出した。いわゆる「示談書」。業者の方でワンピースのタグを見てブランド側に問い合わせたら、3年前に定価1万9000円で販売をしていたワンピースだとわかった。同じ物を取り寄せようと思ったがすでに在庫がないため、現金で弁償します。という内容のモノだった。 「ラッキー!!」とその場でガッツポーズしたい気持をぐっとこらえる私。1万円の福袋に入っていたはずれワンピースが、1万9000円の現金に化けたのだ。「そっかぁ〜。気に入っていたけど、しょうがないですよねぇ。」などと、一応演技をしてみせる。クリーニング屋からの帰り道は、もうウキウキ気分でスキップ♪「得した〜!得した〜!得しちゃったよぉ〜ん♪」と変な鼻歌を歌いながら家に帰った。 その後、業者の担当から電話があり、「購入後3年ということで、消耗期間も考慮して1万3000円の示談金でどうか?」と言われた。もともと福袋に入っていた物なので、ごねるまでもなく了承する。現金は数日中には書留で送られてくるとのことだった。破れたワンピースを見た時にはちょっと悲しくもあったけど、かといって同じ物を返されてもやっぱりタンスの肥やしになるだけだったので、在庫がないのが幸いだった。ただ、もしも気に入っている洋服だったら、やっぱり現金をもらっても納得はいかないだろうなぁと思う。 福袋に入っていただけに、福を招いたこのワンピース。 これだから、福袋買いはやめられないのだ(笑) |
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美しい歩き方 |
■ 2004年 3月 3日 [水曜日] ■
年明けから徒歩通勤継続中。
今日は久しぶりに天気が良くなった。会社からの帰り道、天気が良くて気持がいいので思わず写真を撮ってみる。 つい最近、独創的なウォーキング術で一躍有名になった「デューク更家」の特集を見たせいか、他人の歩き方がやたらと気になる。番組の中で彼が「歩き方を見るとその人の性格がわかる」と言ってたけど、気にして見てみるとなるほど歩き方って人それぞれ。性格が出てるかどうかはわからないけど、その時のその人の気分みたいな物は表れているように思う。「疲れてそう」とか「楽しそう」とか…。 他人の歩き方なんて普段あまり気にした事がないけど、気にして見てみると格好よく颯爽と歩いてる人ってあまりいない。 最近は携帯で話をしたりメールしたりしながら歩いてる人が多くて、「歩く」ことに集中していないみたい。 そういう私も、音楽を聞きながら、考え事をしながら歩いているので、「歩く」ことにはあまり集中していない。 ショーウィンドウにうつった自分の歩く姿を見てみたら、子供の行進みたいにやたら大手を振って大股歩きだった(^_^;) デュークがテレビで指導していたのを思い出して、ちょっと格好よく歩いてみようと努力してみる。顎を引いて、背筋を伸ばして、腕は後ろに引き気味で歩く。 なんか不自然…。ロボットみたいだ、私…(^_^;) 生まれて1才から歩き始めてもう30数年も歩いてるのに、美しく歩くのって難しい。 私がとてもきれいだと思うのは、ボックスティッシュのCMの川原亜矢子。さすが元スーパーモデルだけあって、ボックスティッシュを持って歩いても、ブランドモノのバッグを持って歩いているかのように美しい。ティッシュ持って歩いてもあれだけ美しく見える人って、他にいるだろうか?普通は所帯じみて見える物だ。 着飾らなくても格好よく見える、きれいな歩き方を身につけたいと思う。それにはまず、デュークのエクササイズDVDを買いに行かなくちゃ! |
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